看護師のキャリアアップ

キャリアアップで不妊症看護認定看護師になるには

 

不妊症看護認定看護師は不妊症で悩むカップルに適切なアセスメントを行い、専門家として質の高い看護支援を行います。
専門知識を身につけることで患者とパートナーの強い見方になり、相談やカウンセリングを行います。

 

不妊症に悩むカップルは多く、治療における身体的・精神的ストレスからそれに特化した看護師が必要で2000年に認定看護師分野に加えられました。

不妊症に対しての検査や生殖医療はデリケートで、治療をすれば必ず妊娠や出産ができるとは限りません。
不妊症が原因で関係が悪化するカップルもいますので、カウンセリングや情報提供の役割もあります。

[char no="1" char="元・医療従業者"]不妊症看護認定看護師の詳細、資格取得方法について解説するよ![/char]

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不妊症看護認定看護師になるには

 

【資格取得条件】
・日本看護免許を持っている
・免許取得後、実務経験5年以上、認定分野3年以上であること
・認定看護師教育機関(課程)修了していること。
・教育機関は6ヶ月以上昼間に連続した教育であること

不妊症看護分野の認定看護師を取得ための実務経験は次の3つの条件を満たしていることが望ましいと看護協会が定めています。

・通算3年以上、不妊症患者の多い病棟または外来等での看護実績を有すること
・不妊症患者の看護を5例以上担当した実績を有すること
・現在、不妊症患者の多い病棟・外来等で勤務していることが望ましい

 

不妊症看護認定看護師の資格を得るには、認定試験に合格する必要があります。
この試験は落とすための試験ではないので、合格率は90%と高いですが、試験を受けるための条件が厳しいので難易度が高いです。

 

不妊症看護認定看護師の教育機関

不妊症看護認定看護師の教育機関はこちらです。

・聖路加国際大学 教育センター(東京都)

現在はこちらしかありません。

 

不妊症看護認定看護師の教育カリキュラム

不妊症看護認定看護師の教育カリキュラムと所要時間を紹介します。

聖路加国際大学教育センターの例を元に紹介します。

 

共通科目:105〜135時間

認定看護師に必要な共通の能力を養うための7科目を各15時間ずつ必修科目として履修します。

・看護管理

・リーダーシップ

・文献検索、文献講読

・情報管理

・看護倫理

・指導

・相談

 

以下のの2科目を選択科目として、それぞれ15時間ずつ選択科目として履修できます。

・臨床薬理学

・医療安全管理

 

必修科目7科目105時間、選択科目最大2科目30時間を履修します。

 

専門基礎科目(120時間)

以下の合計5科目120時間を履修します。

・不妊症・不育症の診断と治療を45時間

・不妊症看護の基礎理論を30時間

・ リプロダクティブ・ヘルスを各15時間

・性と生殖の形態・機能を各15時間各

・生殖医療と社会を各15時間

 

 

専門科目(135時間)

以下の合計5科目135時間履修します。

・不妊症看護援助論1を45時間

・不妊症看護カウンセリング技術を45時間

・不妊症看護概論を15時間

・不妊症看護援助論2を15時間

・不妊症看護マネジメントを15時間

 

 

 

学内演習(75時間)

以下の合計2科目75時間の学内演習を履修します。

・不妊症相談・教育:集団指導を45時間

・不妊症相談・教育:個別指導を30時間

 

 

実習(180時間)

不妊症看護について学んだ技術を実践できるように、180時間の臨地実習を履修します。

 

以上の合計で615時間(+30時間)の教育カリキュラムを受ける事で、不妊症看護のスキルを習得し、認定看護師認定審査の受験資格を取得できます。

 

不妊症看護認定看護師の役割と求められるスキル

 

不妊症治療は、医学的な治療だけでなくカップルに対してのメンタルケアが常用です。

看護師や専門のカウンセラー、医師を交えてカウンセリングをする機会もあります。

 

不妊症看護認定看護師の役割は、不妊症治療を受ける患者とその家族に対して密接な距離で正しい情報提供と悩み相談を受けることと、他の看護スタッフなどの職員への相談や指導を行うこともあります。

 

不妊症治療は患者にとって健康や命の危険があるようなことではないのですが、実際は男性、あるいは女性としての存在価値に影響を与えてしまうほどのデリケートな問題です。

なので看護師スキルは独特なものがあります。

不妊症は時間や費用がかかるので、身体的・精神的にストレスがかかるものです。

成功する保証もないのでそのような不安を持つカップルに対して理解を示しつつその意思を尊重し、カップル自ら最良の選択ができるよう支援する能力が求められます。

 

また、正しい倫理観を持つことも不妊症看護認定看護師に求められるスキルです。

 

不妊症看護認定看護師が活躍できる職場

 

不妊症看護認定看護師が活躍できる職場は、基本的には不妊治療を実施している産婦人科や不妊治療専門クリニック、レディースクリニックなどが必要とされています。

そのほかにも特別に不妊症治療の専門外来を設置している医療機関でも不妊症看護認定看護師は必要とされています。

 

専門知識が豊富な不妊症看護認定看護師は看護師自らがカウンセリングなどを行う専門機関活躍することが多いです。

不妊症看護認定看護師は100名以上いるのですが、不妊症に悩んでいる患者が多くなっていること考えると、不妊症看護認定看護師は必要とされる認定看護師だと言えます。

 

不妊症看護認定看護師になるために

 

不妊症看護認定看護師になるには多額の費用がかかります。

教育機関の授業料だけでも約70万円以上あり、入学金や実習費を含めると100万円以上かかってしまいます。

認定看護師の資格取得の支援を行なっている病院へ転職すれば、その費用を負担してくれることもあります。

看護師求人転職サイトに登録し、担当のキャリアコンサルタントに相談すればそのような病院を紹介してくれるでしょう。

 

 

まとめ

不妊症看護認定看護師はカウンセリングなどを通じて患者とその家族のよき理解者になり、必要な情報を提供します。

不妊症治療はデリケートなことが多く、不妊症認定看護師は様々なメンタル面の配慮が求められます。

教育機関が1つしかなく、認定看護師の中で人数が少ないです。

不妊症看護認定看護師は女性中心ですが、男性看護師も2名います。

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