看護師のキャリアアップ

キャリアアップでがん性疼痛看護認定看護師になるには

 

 

がん性疼痛看護認定看護師は医師に近い立場で治療に携わり、患者にとって最善の治療方法を探し出して提供し、看護活動を行う認定看護師です。

がん細胞によって組織が破壊されるなどのがん患者の約70%はその膝下にによる痛みや精神的、社会的な苦痛を味わいますので、そのようながん性疼痛に苦しむ患者や家族に対して専門的な看護を行います。

 

がん性疼痛看護認定看護師とは

 

がん性疼痛はがんに伴う痛みの事で4つの原因があります。

・がん自体が原因の痛み
・栄養不足で寝たきりになって床ずれになるなどのがんに関した痛み
・抗がん剤の副作用や手術後の痛みなどがん治療に関連した痛み
・免疫力が低下によってかかる別の病気による痛み

このような痛みに総合的なケアを行うことと、症状に応じて鎮痛剤などの使用を医師と共に選択を行い、投薬後の経過観察して医師にその結果を報告します。

 

がんによる苦痛を軽減できるような熟練した看護ケアを行うとともに他のスタッフのがん性疼痛に関する看護指導や相談に乗ることもがん性疼痛看護認定看護師の仕事です。

 

がん性疼痛看護認定看護師になるには

 

【資格取得条件】
・日本看護免許を持っている
・免許取得後、実務経験5年以上、認定分野3年以上であること
・認定看護師教育機関(課程)修了していること。
・教育機関は6ヶ月以上昼間に連続した教育であること

がん性疼痛看護認定看護師になるための実務経験は、次の3つを満たしていることが望ましいと看護協会が定めています。

 

・通算3年以上がん患者の看護実績を有すること。病棟での看護実績を有することが望ましい。
・病状の進行等に伴って生じる持続的な痛みを有するがん患者の看護を5例以上担当した実績を有すること。
・現在がん患者の多い病棟、外来、在宅ケア領域で勤務をしていることが望ましい。

がん性疼痛看護認定看護師の認定試験は落とすための試験ではないので、試験の何度は高くなく、合格率は90%台です。

しかし、がん性疼痛看護認定看護師に養成機関がそう多くなく、その少ない養成機関でも年によっては休講になることがあるため、「教育課程を終了する事」をクリアするをクリア薄のが難しいでしょう。
がん性疼痛看護認定看護師を目指すのなら早めに計画を立てることをおすすめします。

 

がん性疼痛看護認定看護師の教育機関

がん性疼痛看護認定看護師の教育機関はこちらです。

・愛知県立大学 看護実践センター(愛知県)

現在はこちらのみとなっています。

以前は大阪にもありましたが無くなったようです。

 

がん性疼痛看護認定看護師の教育カリキュラム

認定看護師のがん性疼痛看護分野のカリキュラムや所要時間を日本看護協会が定めている認定看護師教育基準カリキュラムで紹介します。

 

共通科目:150時間

以下の認定看護師に必要な共通の能力を養うための科目10科目をそれぞれ15時間ずつ履修します。

・看護管理

・リーダーシップ

・文献検索、文献講読

・情報管理

・看護倫理

・指導

・相談

・臨床薬理学

・医療安全管理

・対人関係

 

 

専門基礎科目(90時間)

以下の合計5科目90時間を履修します。

・がん看護学総論」を30時間

・腫瘍学概論1を15時間

・腫瘍学概論2を15時間

・ヘルスアセスメントを15時間

・がんの医療サービスと社会的資源を15時間

 

 

専門科目(180時間)

以下の合計7科目180時間履修します。

・がん性疼痛に対する治療と看護45時間

・がん性疼痛の病態生理30時間

・がん性疼痛に関する臨床薬理30時間

・がん性疼痛を有する患者のアセスメントと計画立案を30時間

・がん性疼痛看護概論を15時間

・がん性疼痛を有する患者・家族への心理・社会的援助を15時間

・がん性疼痛を有する患者・家族へのセルフケア支援を15時間

 

学内演習(60時間)

講義で学んだ専門的知識・技術を深めるとともに、それらを統合し、水準の高い看護を実践するための能力を養う。

 

臨地実習(180時間)

講義・演習で学んだ専門的知識・技術を統合し、がん性疼痛看護認定看護師に必要な能力(水準の高い看護実践・指導・相談)を養う。

 

以上の合計で660時間の教育カリキュラムを受ける事で、がん性疼痛看護のスキルを習得して認定看護師認定審査の受験資格を取得できます。

 

がん性疼痛看護認定看護師に求めれれる看護スキル

 

がん性疼痛看護認定看護師にはがん性疼痛とに関する専門的な知識が求められます。

がん性疼痛に対して使用する薬剤や薬理作用を理解した上で適切な使用、看護にあたることができます。

しかし、その目的は患者の身体的・精神的・社会的な苦痛を取り除いてQOLを高めることであるため、単純に患者の身体的な痛みのみを緩和させればいいというものではありません。

 

患者の経済面のことや精神滝な負担にも考慮して判断し、最適なケアをすることが求められます。

患者の家族に対しても生活の質を上げるためや、医療者がいないときに行うケアについての指導をするひち用もあるので、コミュニケーション能力の高さもがん性疼痛看護認定看護師には必要なスキルです。

 

がん性疼痛看護認定看護師が活躍できる職場

 

がん性疼痛看護認定看護師が活躍できる職場は、がん患者の療養を行う大学病院や総合病院の内科、呼吸器科、神経内科、循環器科、緩和ケアチーム、化学療法センターなどの外来もあります。

 

またがんセンターなど大規模な病院でも認定看護師の育成に取り組んでいます。

他のスタッフへの情報提供や勉強会を通じて癌性疼痛緩和ケアの向上を務めたり、他の医療機関関係者とも検討開くことで地域連携を図り知識や技術を向上させる活動に携わるがん性疼痛看護認定看護師もいます。

 

がん性疼痛看護認定看護師になるために

がん性疼痛看護認定看護師になるには半年間教育機関に通わないといけません。

その費用は、入学金や授業料、実習費や認定費用なので100万円以上の大きな負担になります。

病院ではこのような認定看護師資格取得を支援してくれる病院があり、この費用を負担、教育機関に通っている期間を休暇扱いにしてくれるといった支援をしてくれます。

なので、がん性疼痛看護認定看護師はそのような資格取得を支援してくれる病院へ転職すれば比較的スムーズに、負担が少なく資格取得を目指せるようになります。

 

 

まとめ

がん性疼痛看護はがんに伴う身体的痛みや、精神的、社会的、スピリチュアル的痛みを軽減させる看護を行います。

がん性疼痛看護認定看護師は医師と相談して鎮痛剤の選択など、患者の痛みの軽減の為に専門スキルを発揮させます。

-看護師のキャリアアップ

© 2020 元クリニック医療者の看護師さんへの仕事アドバイス|看護師天使 Powered by AFFINGER5