看護師の面接では人柄を見られるため、マナーは必須です。
面接時のマナーはどのようなものかを事前にしておけば対策ができますね。
今回は看護師の面接で好印象を与えるためのマナーについて解説します。
目次になります。
面接前に好印象を与える準備
料理が下味で美味しくなるように面接も事前の準備と心得が重要です。
しっかりと対策をしておきましょう。
身だしなみ
まずは身だしなみについて確認しましょう。
服装は基本的にはスーツでジャケットを羽織る。シャツは白か淡いピンク、または水色であり、無なものと強調させるデザインではない。
靴はローヒールで鞄は派手ではなくシンプルなデザインである。
メイクはナチュラルメイクでネイルは落とし爪を短く切る。
長い髪であれば束ねてなるべくはおでこを見せる。
髪の色は必要以上に派手ではないか?
アクセサリーは外しているか。
などなど清潔感を中心にマナーの確認をしておきましょう。
時間厳守
面接するために時間に遅れるようなことはあってはなりません。
時間ギリギリで行動していた場合、突然のイレギュラーが起きたときに対処ができません。
基本的にイレギュラーは起ると思っておいた方がいいです。人生は何もかも予定通りにいくことなんてありません。
電車の遅延や、道に迷うなどのイレギュラーに冷静に対処するためにも30分前には到着できるように行動しておいた方がいいです。
万が一それでも電車の都合で遅れる場合は電話をして伝えましょう。
スマートフォン、携帯電話の電源を切る
面接中にスマートフォンの音が鳴ってしまうと印象が悪くなります。マナーモードでも静寂の中なら音が聞こえてしまうので、サイレントモードにするのもいいですが、確実性を取るために電源は切っておいた方がいいでしょう。
入室
いざ面接会場に入室するときも注意が必要です。
まずノックは3回行ってください。ノック2回はトイレのノックなので必ず三回行ってください。
そして「どうぞ」と許可が出たら「失礼します」とお辞儀をして入室しましょう。そして後ろの手でドアを占めるのはマナー違反なので一度後ろを向いて静かにドアを閉めてください。
「おかけください」の声があるまでは座らず、声かけの後に椅子の脇で失礼しますと一言告げて静かに着席しましょう。
荷物は立つ側と反対の横におきます。
看護師面接中に好印象を与えるには
面接会場で着席したらいよいよ本番です。
ここでは面接中のマナーについて解説します。
第一印象は10〜30秒で決まる!
身だしなみをしっかりしていたら第一関門は突破です。
挨拶や、言葉遣いが丁寧か、表情が豊かであるか、精神的に余裕があるのか、誠意にある態度が取れているかなど、面接ではあなたという人柄を見ます。
この時の印象でその後の結果が左右されてしまいます。
なので特に言葉遣いにはいつも以上に丁寧にしましょう。
面接中の態度
視線は相手の目、または眉間に向けてください。目を合わすと緊張してしまう人は眉間で大丈夫です。
質問された時は緊張して早口になってしまいがちですが、一息入れて落ち着いて、丁寧にかつ簡潔に伝えましょう。
この時質問に対して何を言っていいかわからないこともあるので、事前に予想される質問について対策をしておきましょう。
適切な言葉を使う
家族「父」「母」
聞く「伺う」
言う「申し上げる(自分)」「おっしゃる(相手)」
見る「拝見する」
など言い換えましょう。
面接する病院のことを呼ぶときに、履歴書などの書面上に記載するには「貴院」と書きますが、面接で言う場合は「御院(おんいん)」となります。
癖に注意
髪を触る、指先わ爪を触る。鼻を触るなどの癖に注意してください。
これは無意識におこなってしまいがちなので気をしっかりと持っていないといけないです。
退室
面接が終了して退室する時は、椅子の脇に立ち、「本日はありがとうございました」と一言告げて一礼します。
出口に向かって外に出たら室内に向き直して、面接官に再び一礼してから静かにドアをしめましょう。
最後まで気を抜かず、姿勢、表情をに意識をしましょう。
まとめ
以上が面接時のマナーです。
しっかりと対策をして面接に臨んでください。
何度か練習しておくと本番で緊張がとけてリラックスして面接できるかもしれませんね。
面接ではあなたの人柄を見ていますのでで、マナーを守り、誠意のある態度で望みましょう。