看護師のキャリアアップ

看護師が透析技術認定士の資格を取得してキャリアアップするポイント

 

透析技術認定士の資格は人工透析の業務のスペシャリストであることを認定する資格で、看護師がキャリアアップする資格の一つです。

コメディカルの臨床工学技士の業務で最も業務量の多いこの透析技術認定士を受けることで臨床工学技士もキャリアアップに繋がります。

透析患者さんは年々増加しているので看護師としても透析技術認定士の資格を取得することは意義があることです。

認定看護師や専門看護師とは違い、教育機関に通わなくても取得できるのも特徴です。

 

透析技術認定士の取得条件

 

透析技術認定士の資格を取得する条件はこちらです。

・看護師の資格があり、実務経験2年以上
・臨床工学技士の資格があり、実務経験2年以上
・准看護師の資格があり、高卒で3年以上、中卒では4年以上の実務経験がある
・学会や講習会での出席ポイントが50点以上であること

透析技術認定士に資格取得するには以上の条件を前提に講習を受けないといけません。

 

講習は毎年3月に東京で4日間に渡って行われます。参加できない場合はeラーニングで受講できますがこちも定員があります。
会場で受講してeラーニングで復習するということもできます。

講習は一度受ければ受験に関しては4年間有効です。

 

試験は5月に行われて結果は7月末ごろに郵送されます。
試験費用は13000円です。

 

また、透析技術認定士は一度取得すればいいものではなく5年毎の更新が必要です。
基準に合わせて学会や講習などへ出席でポイントを50点取得しないといけません。

このポイント稼ぎがめんどくさいという人が看護師だけでなく臨床工学技士にも多いです。

 

資格取得先・保有者・難易度

透析技術認定士の資格取得先は透析療法合同専門委員会です。
年間900人前後が合格しており、資格保有者は12000人程度です。

合格率は70%前後と高いですが、問題そのものの難易度は高いです。

工学的な知識も必要なのでしっかり勉強しておかないと難しいです。

 

なのでしっかりと過去問などを入手して対策を練っておきましょう。

 

看護師が取得するメリット

 

透析技術認定士の資格は、臨床工学技士の多くが取得することを目指します。これにより転職に有利になる人もいれば給料が上がる医療機関もあります。

看護師がこれを取得するメリットや将来性があるのか?

 

もちろんあります。

 

人工透析は腎機能に問題がある人が治療を受けるもので、その原疾患は様々ですが、近年では糖尿病性腎症が多くなっています。
糖尿病性腎症は御損じの通り糖尿病の三大合併症の一つですね。

生活習慣病とお呼ばれるように暴飲暴食からこの病気になっている人が増えています。

 

この糖尿病にかかわらず、透析患者さんは毎年1万人ほど増加しています

なので透析業界は需要が高くなっています。

その中で透析技術認定士の資格を持っているいれば患者さんやスタッフから頼られ、信頼されながら仕事ができます。

透析分野への転職も非常に有利になり、医療機関によっては資格手当が支給されます。

 

まとめ

透析技術認定士は看護師や臨床工学技士なら2年以上、准看護師で高卒なら3年、中卒なら4年以上の実務経験が必要です。
そして講習を受けて資格試験に合格すると資格を取得できます。

合格率は70%ですが、医療分野以外に工学的な分野もありますのでしっかりと勉強して対策を寝ることをお勧めします。工学的な分野は臨床工学技士の方が得意なので、わからなければ質問してみるといいかもしれません。

資格取得した後も更新のために学会や講習会に出席して50ポイント取得しないといけません。

透析患者さんは毎年増えていますので看護師が取得するメリットや将来性はあります。

資格取得により手当が支給される医療機関もありますので、取得を目指してみてはいかがでしょうか?

透析クリニックなどの透析の分野に力を入れているところへ転職すればより取得しやすくなるでしょう。

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