看護師は病院によって退職金が貰えるところと貰えないところがあります。
これは福利厚生の一環なので、退職金制度がない病院では退職金がないということになります。
看護師の退職金は多いので、できるでけ退職金制度があり、多くもらえる病院がいいですね。
今回は退職金が多くもらえる勤務先をランキング形式で紹介します。
目次になります。
退職金の計算方法
病院や企業によって退職金の計算方法が違います。
- 基本給×勤続年数
- 固定金×勤続年数
- 基本給×勤続年数×貢献度倍率
一番多く貰える可能性があるのは基本給×勤続年数×貢献度倍率ですが貢献度倍率に明確な指標があればわかりやすいですが、ない場合はないがしろにされてしまうこともあるでしょう。
基本的に勤続年数が多いほど基本給は上がり、掛け算も年数で見ているので長く勤務すれば勤務するほど退職金が多くなるということになりますね。
退職金が多い勤務先ランキング
退職金が多い看護師の勤務先をランキング形式で紹介しますが、あくまでも平均になりますので参考として見てください。
1位 国立・公立の病院(大学病院)
国立病院では看護師は公務員扱いとなり、公立病院では純公務員扱いとなります。
公務員は退職金が多く、この場合の看護師も退職金が多くなります。
定年まで勤務すれば退職金3000万円以上が相場なので、公務員扱いになる国立の病院を選ぶ看護師も多いです。
福利厚生面がしっかりしているので子供がいる看護師が転職先に希望するという人も多いです。


2位 老人ホーム・介護施設
有料老人ホームや高齢者向けの介護施設は退職金が多いと言われています。
これは特に高級な有料老人ホームだと思っておいてください。
裕福な高齢者がいる有料老人ホームでは経営が安定していることから看護師の給料も高いので退職金も多くなります。
仕事量の割には高い給料がもらえるという声が多いので、お金目当てで転職する場合は候補の一つに入れておいたほうがいいでしょう。


3位 大手総合病院・企業病院
大手の総合病院やNTTなどが運営している企業病院が次に退職金が多いです。
大手総合病院では経営が安定していること多いので、退職金が多いというケースが多いです。
企業病院は会社員と同じ福利厚生を受けれるので退職金の優遇があるところが多いです。


退職金が多い病院に転職するには
退職金制度がある看護師の求人を探すにはハローワークやナースセンターなどの公的機関でも大腸に記載があるので知ることができます。
しかし、その計算方法や実際にどれくれいもらっているかまでを知ることができません。

看護師求人サイトに登録をして担当のキャリアコンサルタントに相談すれば退職金の事情なども知ることができます。
他にも待遇や人間関係、派閥の有無、一年間の離職率など気になるところまで調べてくれます。
また、看護師求人転職サイトに登録すると一般では募集をかけていない条件のいい非公開求人を知ることも可能なので、あなたの転職の成功率が上がります。
転職の成功率とは内定をもらうことではなく、納得した条件で転職して長期間働けることです。
退職金を多くもらいたいのなら勤続年数が多いほうがいいので、なおさら長期間働けるところに転職したいですよね。
退職金は会社によって様々でどこでも出るわけではない
退職金については一般的なことを紹介しましたが、もちろんん全ての病院がこのようなものであるわけではありません。
中には25年以上勤務すれば退職金をもらえるというところもあります。
ちなみに私はクリニックでしたが退職金は「基本給×勤続年数」でした。
そこからその年に支払う税金を引かれたものを2回に分けてもらいました。

まとめ
退職金を多くもらえる勤務先をランキング形式で紹介しました。
これはあくまで平均的なものであり、場合によっては公立病院より多くもらえる老人ホームもあるでしょう。
3000万円以上もらえるケースが多いと言われている看護師業界ですが、あくまでも定年近くまでの35年以上勤務した場合などですから、3年や5年でもらえる退職金はそこまで多くなりません。
なので退職金を多くもらいたい場合は、求人転職サイトで条件のいい病院から退職金の精度がある病院を紹介してもらい、担当のキャリアコンサルタントにとことんまで相談して納得した上で面接に行くなどをして転職を成功させてください。