看護師転職

転職前に確認!透析クリニック日勤の1日の仕事の流れ

多くの看護師は大学病院や総合病院での勤務を経験していて、そこでの仕事が長いことから他の施設のイメージがしにくい人がいるのではないでしょうか。

午前はどんな仕事なのか、昼休憩はあるのか、午後はどんな仕事なのか、残業はあるのか。

色々と気になりますよね?

私は臨床工学技士として透析クリニックに6年半務めてきまして、3施設経験があります。

今回はその体験や実際見てきた透析クリニックの1日の仕事の流れについて解説します。

 

午前中

 

出勤したらまずはタイムカードを切ります。

これはナース服に着替える前ではなく到着したらです。
そして着替えてから勤務開始時間まで休憩室で朝食をとる人もいれば、テレビを見たり談笑をしたり、雑誌を読んだりお茶やコーヒーを飲んだりとそれぞれ自由にしていました

 

時間ぴったりになると透析室に入り、その日に治療を受ける患者の情報を共有します。

この日のリーダー業務を行う看護師さんが前回の経過と注意点について知らせてくれます。

目標体重はどこを目指すか、血圧についての注意など、前回までのデータを元に進めていきます。

これには臨床工学技士などの他のスタッフも同席して情報を共有します。

 

そしてそれが終わると治療の準備です。

透析回路のプライミングを行います。

これは早出している臨床工学技士がある程度行なっていますので、残りを臨床工学技士と共に行います。

 

私が経験した透析クリニックや施設では看護師は血液透析用の回路だけのプライミングで、HDFなどの特殊なものは臨床工学技士が行なっていました。

おそらく臨床工学技士の技士長がそれのやり方を教えるのがめんどくさかったのと、失敗されるとコストがかさむので効率が悪くなることが予想できます。

 

なので看護師さんは安心して準備ができますね

 

そして患者が来たら治療開始です。

クリニックによっては開始時間は来た順番というところもありますが、私が経験したところは送迎の車の関係から開始時間は決まっていました。

ある程度のスケジュールが決まっているのですが、その日のスタッフの人数によっては終了時間が合わない可能性があるので事前の確認が必要です。

時間をずらすと言ってもせいぜい5分か10分程度です。

 

これが大体9時から11時までには終わり、その後は雑務です。

次の日の透析回路の準備とかは臨床工学技士が行います。

看護師は発注や医師の診察に同行してそのデータをまとめたりしていました。

 

 

昼休みは60分ありました。前半と後半組に分かれます。

透析室には基本的に看護師は透析室に常駐していなければいけないので、二人は残っていました。

例えば5人の勤務の場合は3人が前半で2人が後半です。

 

これは後半組が休憩中に早く始まった患者の返血があるため前半の方を人数を多くしていました。
後半の二人はその間に何をしているかというと、患者の食事を下げたり、バイタルを測定を行います。

3時間透析の患者はこの時間で返血を行います

基本的に無駄な時間はなく、効率的に仕事をこなしている印象でした。

 

午後

 

午後は返血です。

後半組の休憩が終わったら総動員で行います。

スムーズに行くようにあらかじめどのスタッフが誰に行くかなど割り振られていました

止血介助が必要な患者には止血をし、返血後に血圧が低い場合は医師に補液をするか指示を仰ぎます。

透析後の患者は体重計に乗り、予定の体重になったのか確認します。

私が勤務していた透析クリニックでは、誤差プラスマイナス100gまでは許容範囲としていました。

 

返血や患者の止血が終わるとベットメイキングや掃除など、残りの雑務を行います。

そして全てが終わったらその日の反省会です。

これが終わったら着替えに行き、時間になったらタイムカードを切って帰宅します。

なので基本的には残業はないです。

 

準夜勤がある場合

 

透析クリニックによっては仕事後の透析患者のための準夜勤があるクリニックもあります。

私が務めたクリニックは準夜勤があり、その場合手当がつきました。

 

準夜勤の場合は午後に出勤して、終電がなくならない時間帯までの勤務でした。

クリニックによっては12時まで勤務するところもあるようですね。

 

準夜勤は昼間仕事をしているサラリーマンが多く、基本的には安定している患者でしたが、この時は透析開始の時間は決まっておらず、基本的には来た順番から透析を始めます。

 

バイタルチェックは30分おきに行ない、透析終了の時間になったら返血をします。

 

クリニックの終了時間は決まっているので、遅く来てしまった患者さんで透析時間が足りない場合は短縮して終了です。

医師があまりにも時間が足りないと判断した場合は血液データを確認して透析がまだ必要だと判断した場合や、除水量が足りない場合は別の日に透析やECUMを行います。

 

なので、患者の治療のために残業をするということはなかったです。

 

残業があったケース

透析クリニックでは基本的に残業がなかったのですが、やむおえず残業をしたケースがあります。

 

それは準夜勤で透析患者が透析後に血圧が低すぎる場合です。

 

血圧が低いまま帰宅させると、帰宅中に気分不快を起こして倒れてしまうかもしれません。

なので血圧がしっかりと安定するまで看護します

 

この時は医師と看護師、臨床工学技士が1名ずつ残り、残る看護師はその日のリーダー業務をしていた看護師、または家が比較的に近くて終電の時間がまだ先の看護師でした。

 

 

勤務時間中に行なっていた雑務

透析クリニックの看護師さんは係が決められていて、その雑務は時間内で行なっていました。

雑務のために残業をしていく看護師さんを私は6年半の間見たことがありません

 

その雑務はこのようなものがありました。

 

災害対策

透析クリニックは小規模で、病院ではなくビルの中にあるところもあります。

他の階には一般企業があるビルなどですね。

なので一般的な病院の災害対策とは違うんですね。

 

地震が起きた時の対処法などを確認するための訓練を年に2〜3回行なっていました。

この災害対策の訓練のマニュアル作りや伝言ダイヤルの使い方などのプリントをパソコンで作成していました。

 

この訓練を含めて災害対策の業務は全て勤務時間内に行なっていました

 

新患紹介

新しく外来透析にクリックに来た患者を紹介します。

これは来る前ではなく、通院してしばらく経過を見てからおこなています。

 

看護師にはそれぞれ担当患者が割り振られるので、新患の担当になった看護師さんがデータをまとめます

その患者の透析の原疾患や、透析歴、血液データ、透析中のバイタル、性格、体重の増え幅、家族構成など細かく調べて勉強会でスタッフが共有します。

この時は臨床工学技士や管理栄養士も同席し、それぞれの視点からの意見も参考にしていました。

 

その時に記録係の看護師はその日不在の看護師のために勉強会の話をまとめます。

なので、この勉強会は強制参加ではなかったです。

 

また、この勉強会も勤務時間中に行い、延長することはなかったので残業はなかったです。

 

[char no="1" char="元・医療従業者"]長い間勤務していたけど、残業をする看護師さんを見たのは2、3回くらいだったな。

院長が残業代を払いたくないからって理由が一番だろうけど基本的には残業をさせてくれなかったよ。[/char]

 

まとめ

以上が私が経験した透析クリニックの仕事の流れです。

3施設経験しましたがどこも同じような感じです。

ちなみにですが基本的に看護師さんに残業はなかったです

 

転職サイトの担当者も希望とする施設の一連の流れを教えてくれると思いますので是非活用して見たください!

 

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