摂食・嚥下障害看護認定看護師は、加齢や脳卒中、神経筋疾患や口腔、咽頭の疾患などの原因による摂食・嚥下障害看護のスペシャリストです。

摂食・嚥下障害とは、食物を認識してから口に運び、取り込んで咀嚼して飲み込む撫での障害の事です。

 

摂食・嚥下障害は窒素や脱水、栄養障害、肺炎など重篤な事態に発展する事があり、患者から食べる楽しみを奪う事になるため、QOLに関わる問題になります。

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、患者それぞれの症状や状態に合わせて適切な処置を取る高い看護実績が求められ、同僚の看護師の指導や相談を行います。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師になるには

 

【資格取得条件】
・日本看護免許を持っている
・免許取得後、実務経験5年以上、認定分野3年以上であること
・認定看護師教育機関(課程)修了していること。
・教育機関は6ヶ月以上昼間に連続した教育であること

摂食・嚥下障害看護分野の認定看護師を取得ための実務経験は次の3つの条件を満たしていることが望ましいと看護協会が定めています。

 

・通算3年以上摂食・嚥下障害患者のおい保険医療福祉施設、または在宅ケア領域での看護実績を有すること。

・摂食・嚥下障害患者を5例以上担当した実績を有すること。

・現在、摂食・嚥下障害患者の看護に携わっていること。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師は認定試験に合格することで資格を得る事ができ、その合格率は90%です。

試験は落とすため試験ではないので、しっかりと勉強していれば合格することは可能です。

しかしその試験を受けるまでの条件が厳しいので何度は決して低いものとは言えないでしょう。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師の教育機関

2018年現在の認定看護師の 摂食・嚥下障害看護分野の教育機関は次の通りです。

・茨城県立医療大学地域貢献研究センター認定看護師教育課程(茨城県)

・愛知県看護協会認定看護師教育課程 (愛知県)

・富山県看護協会富山県認定看護師士教育センター(富山県)

・日本赤十字広島看護大学ヒューマン・ケアリングセンター(広島県)

 

摂食・嚥下障害看護分野の認定看護師分野の教育機関は、関東などの都心部にはなく地方にあります。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師の役割と求められるスキル

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師の役割は、摂食・嚥下障害の原因についてアセスメントして、個人にあった嚥下訓練や食事方針を導きます。

単なる食事介助ではなく摂食・嚥下障害によって起こりうる誤嚥や窒息、栄養不良、脱水症状まなどを予防して、患者に食べる楽しみを持ってもらうようにサポートする事であるため、求められる看護師スキルも高いものなっています

 

高いレベルの看護実践をするためには、脳神経、筋骨格系フィジカルアセスメント、摂食・嚥下評価法の知識を取得して、状況に合わせて適切な助言や洗濯します。

また、再び経口摂取が可能になることを目標として、構成した訓練プログラムを実施します。

摂食によって患者のQOLを向上させる事が認定看護師に求められる看護師スキルです。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師に知識を活かして、時には違う病棟や外来の看護師にも指導や相談を行い、病院全体の摂食・嚥下障害看に苦しむ患者とその家に最前のケアができるようにリーダーシップを発揮します。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師が活躍できる職場

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師は9割以上が病院で勤務しています。

高齢化およびそれに伴う脳卒中などの疾患により、摂食・嚥下障害を抱える患者が増えつつあります。

しかし、自分で食べる事は生命維持だけでなく、食べる楽しみというQOLに関わる事であるため、簡単に経口摂取困難と判断してはいけないです。

 

そのため、摂食・嚥下障害を専門的にサポートして経口摂取が可能になるように患者を導く事ができる摂食・嚥下障害看護認定看護師の需要は高まっています

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、摂食・嚥下センターや脳卒中センターといった摂食・嚥下障害に特化した医療機関の他に、全介助や認知症の利用者が多い老人ホームや外来、在宅ケアでもスキルを活かして働く事ができます。

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師になるために

 

摂食・嚥下障害看護認定看護師になるには多額の費用がかかります。

教育機関に通うための入学金や授業料、実習費、認定調査費用などで100万円以上かかってしまいます。

病院によっては認定看護師資格支援を行なってるところがあり、このような費用を負担してくれる病院があります。

そのため、摂食・嚥下障害看護認定看護師を目指している方はこのような病院へ転職を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、口腔ケアや食事介助のスペシャリストで、主に規模が大きい総合病院で働いています。

近年では摂食・嚥下障害看護認定看護師の人気は上昇しています。

 

しか教育機関は都心部にはないので、都心部にお住いの方は地方の教育機関に必要があります。